デ・ハビランド社の機体
デ・ハビランドの機体というと「木造機の奇跡」モスキートが有名。
ただ、ここではWWU期の機体は扱わないという個人的ルールがあるので割愛。
というよりも、その後の他ではあまり見かけない双ブームのジェット機がなんとも好きなので以下を掲載。
DH.100 バンパイア
航空自衛隊浜松基地のバンパイアT.55 Photo by
Markmark
1機のみ研究用で買ったそうです。
モスキートで培った木製合板技術が活きている機体。
軽い、加工が簡単、レーダーで捉えにくい。なかなかいい着目点ですね。
DH.110 シービクセン
なんか現代風塗装のシービクセン Photo by
Arpingstone
もともとはビクセンという機体だったが、航空ショーで墜落し29名死亡の惨事を起こす。
これで空軍での採用が見送られ、代わりに海軍が導入を決め艦載機に改修されたのが、
当機シービクセン。
いやあ非常に美しい。
DH.112 ベノム DH.116 シーベノム
スイス空軍仕様機 Photo by
Sandstein
翼端折りたたみ時のシーベノム Photo by
Peripitus
バンパイアの発展型として製作される。
この双ブーム機はどれもトラブルが多い。見た目重視ではダメなのか。
イギリスには他にもホーカー、グロスターといったメーカーがあり、このデ・ハビランドもグロスター
もホーカーに買収され姿を消す。
しかしそのホーカーもイギリスの国有化によって再編され現在のBAEシステムズとなる。
AV-8Bも今やマクダネル・ダグラス社製だしね。